私はこのパニック障害になってから、何度も表で失神し、救急車のお世話になりました。
皆さんの中でも症状が重い方は同じ思いをしたかたもいると思います。
パニック障害になったかたなら分かると思いますが、発作を発症した時、とても息苦しくなりませんか?
でも、酸素の濃度は100%なんです。
失神してセルシンを点滴に混入たれた方ならわかると思いますが、失神寸前は信じられないくらい辛かったのに病院のベッドの上では、薬の効果もあり全然何ともありません。
この時間は、緊張から解放される貴重な時間ですね。
見てくれたお医者さんに毎回説明されたのは、「搬送時の酸素濃度は100%でしたよ。」でした。
要するに焦らないで、「ゆっくり呼吸をするようにして少し休めば、失神しなくなります。」
このように説明を受けました。
病院の帰りは安心して帰れるのです。薬が効いていますから。
そこで私は考えました。
次になった時に先生に言われた事ダメモトで実行してみよう。
しかし、思わぬ盲点があったのです。
過換気症候群を自分は持っていたのです。
過換気症候群の対処方はペーパーバック。
紙袋に息を吐いてと言うやつです。
過換気とパニックが同時に来たら私、1人の力ではどうにもなりません。
前進した部分もありましたが、非常に戸惑いました。
何が正しいのか?を模索する日々が続きました。この時点で私が抱えていた病気は、
パニック障害・過換気症候群・仮面うつ病・累積疲労・睡眠障害でした。
本来なら、入院して、治療するレベルです。
しかし、私は1日も入院しないで10年と言う歳月がかかりましたが全て克服しました。