精神疾患にも幅広い病気があります。
薬を服用して治す服薬療法が一般的ですが、中には病院に通ったその日だけは気持ちが納まるケースもあるようです。
しかし、精神疾患を治すには精神療法では限界があります。
前にも書きましたが精神科(心療内科)で処方される薬は基本的に強い薬です。
そして風邪薬等と大きく違う点は、薬への依存度です。
風邪薬は治れば飲む事はありませんし、飲もうとも思いませんが精神科の薬は違います。
風邪薬は症状が急に収まったりしませんが、精神科の薬は服用するとかなり楽になります。
その為、依存度が非常に高いのです。例え病気が完治しても薬を飲むのを完全に辞めるには暫く時間がかかります。
特に睡眠薬は依存度が高いです。
睡眠薬は主に睡眠障害に使用されますが、睡眠薬は鎮静効果もある為ついつい余計に薬を服用しがちです。
余計に飲むというのは例えば昼間から飲んでしまうような場合です。
でも考えて下さい、睡眠薬の処方日数は30日です。この30日には理由があります。睡眠薬を飲みすぎると、死に至る可能性がある為処方日数が30日と限られています。どんな理由であれ30日以上はでません。
次の診察の日まで35日ある場合は、30日は通常処方で5日は頓服処方という特例もありますが、これは薬事法の盲点をついた裏ワザですのであまり好ましくない処方の方法です。
最初は薬に頼るのは良いでしょう。
前にも書きましたが、薬を増やさない事が完治への近道になります。
薬に頼る気持ちもわかります。自分もそうでした。確かに薬を飲むと楽になります。
しかし、薬は最終解決策ではないのです。
薬を全くいらない体に戻す事が非常に重要です。3か月薬を飲まなくて無事過ごせれば完治です。頑張って皆さんも治しましょう。朝は必ず来ます。