a0002_010290睡眠障害は何の前兆もなく、突然襲ってきます。もしかしたら前兆はあるのかも知れませんが、私の場合はいきなりでした。睡眠障害の辛い所はある程度眠たくはなるのですが、そこから先に一向に前に進みません。眠くても寝られない状態になります。

私の場合の睡眠障害の原因はストレスが大爆発を引き起こし脳の睡眠を促すシグナルが遮断されたとの事でした。当然普通にしていたら眠る事は出来ません。睡眠薬はかなり抵抗がありましたが、ゆっくり眠りたかったので処方してもらいました。

最初は数種類の睡眠薬で効果は直ぐに現れました。薬を飲んでパソコンをいじっていると、直ぐに強烈な眠気が襲ってきます。今までに感じた事のないような眠気です。直ぐに眠る事が出来ました。正に効果覿面とはこの事だなと思いました。

睡眠障害で全く眠れず、目の下にクマが出来る程辛かった時期がまるで嘘のようにすら感じました。

この時点では全く想定していませんでしたが、睡眠障害には眠れても夜中に目を覚ます中途覚醒というものがあり、私は後にこの中途覚醒に悩まされる事になりました。

中途覚醒に襲われたのは睡眠薬を飲み始めて3か月位経った頃のことで、入眠は普通に出来ますが、睡眠薬を飲んで1時間後に目が覚めるのです。

この中途覚醒も非常に辛かったです。

何が辛かったかと言うと翌日に影響が残ります。睡眠薬は強い薬ですから、中途覚醒しても、次の日の午前中に急に強烈な睡魔に襲われ、とても仕事の出来る状態では無かったです。

以前書きましたが最初は3か月もあれば治ると言われた睡眠障害でしたが、1番最後に完治したのが睡眠障害で結局10年
という時間をかけ克服していくことになります。