これは仮面うつ病が酷い時です。私はある街を歩いていると、私の直ぐ横を結構速いスピードで走り抜けました。その時自分が思った事は「跳ねてくれれば良かったのに」です。

今ではとても考えられない事ですが、当時の精神状態はズタボロでした。幸いな事に私には自殺する勇気がありません。これは自殺願望はないので、自分から命を絶つと言う事は私の場合ありえません。

ですから、先ほ書いた様に車が横を通った時に事故でと言うのは考えました。不可抗力ですから。本当にあの時走り去った車が、跳ねてくれればと思ったのです。自分からは怖くていけないのですから。

色々頭の中で悪い循環を考える様になりました。睡眠薬を処方されていたのですが、それを全部一気に飲めば死ねたのは知っていました。しかし、勇気がないのです。死ぬのが怖いのです。

睡眠薬が1番楽な自殺の方法なのかな?と思いました。今思うと相当、当時はぎりぎりまで追い詰められていたんだなと思いました。

「毎日死ぬことしか考えなかった。」これは私に限らず、うつ病だった人から聞くことがある言葉です。

親から貰った大切な命は、自ら絶ってはいけませんね。
罰当たり者ですね。そんな事をしたら、病気でもっと長く生きたい人がいて長く生きられない人がいるなか、自殺等したら、地獄行でしょうね。

自分が変に勇気がある人間だったら大変な事になっていました。
自分は良い意味で勇気がなくて良かったと今思っています。本当にあの頃は最悪のシナリオばかり、来る日も来る日も考えていました。

でも今は違います。うつ病からは誰でも立ち直る事は出来ます。頑張って!!