a0002_010288どのような精神疾患でも必ず前兆のサインがありますが、そこを見逃す人が多いです。
私も、サインを見逃がした1人です。
私が最初にかかった精神疾患は仮面うつ病と累積疲労ですが、後で思えばこの時にサインを見逃していました。

私の場合精神疾患を患う原因は失恋でしたが、失恋してから2か月たった頃に急に食欲が無くなりました。
丁度夏だったの夏バテかな?と思っていましたがこれこそが前兆だったのです。
精神疾患は日常生活で、こういった前兆を見せる事が多いですがその多くが見逃されています。

私も全く、そのサインに気づきませんでした。
食欲が急になくなったと言ってもある程度は食べられます。ただいつものような食欲はありませんでした。まさかこんな所に落とし穴があるとはその時は全く気が付きませんでした。

それから10日程して、身体的異常が出始めました。一番最初に出たのは夜中に急に目が覚め呼吸が苦しかった事です。
その日を境に身体的異常は次々に襲ってきました。本当に体のどこが悪いのかな?と非常に気になり病院を受診しました。

病院を受診するまで、失恋をしてから約3か月の間に恐らく小さなサインは出ていたと思います。
私が無神経だったせいもあるのでしょうが、全く気が付きませんでした。
私はうつ病自体は長引きませんでしたが、パニック障害や睡眠障害を併発し、最終的には睡眠障害で10年も悩むことになりましたが、もし前兆が出た時に病院に直ぐ行っていればもう少し違った展開になったかも知れません。

しかし、これは結果論になってしまいますので、今少しでも精神的に病んでいると感じていて、さらに通常の生活と少しでも変わった事があれば直ぐに病院へ行くべきです。