仮面うつ病の時に辛かった事
この病気になって1番辛かった事は、好きなテレビドラマが見られなかった事です。私の場合、原因は失恋でしから、恋愛ものドラマが全くみられませんでした。これは本当になった人でないとわからない辛さです。
何故?と思うかもしれませんが、恋愛ドラマはハッピーエンドで終わるのが定番です。バットエンドで終わった私にはそのハッピーエンドで終わるドラマを受け入れられなかったのです。
自分は奈落の底に突き落とされた状態でしたから、好きな女優さんが出演しているドラマはみられませんでした。
簡単に書くと素直に受け入れられない状態です。1度うつ病の最中に見た事がありますが、情けない話、涙が止まらないのです。別にドラマに感動したわけではありません。引き裂かれた過去がトラウマとなっていて非常に辛いのです。
我が家にはスカパーと言うアイテムがありましたが、スカパーでみていたのも野球中継のみで、気分が少し良くなるのは巨人が勝った時位です。負けると気分はへこみますが、これは通常時と変わらないレベルなので余り気にはなりませんでした。
見たい番組は見れない。厳密に言うと見てはいけない。この負のスパイラルはかなり私の精神状態を揺さぶりました。
うつ病で家にいて夜する事と言ったらテレビを見る事位しかありません。ゲームをやる事もできましたが、気分が全く乗りませんでした。
うつ病は1年ちょっとで治りましたが、色々となってみないと分からない辛さという物はあります。
身近な人がうつ病になったら、うつ病になった原因は知っておいた方が対応を間違えないですむでしょう。