累積疲労の症状は、仮面うつ病の症状に似ています。
体に異常がないのにあちらこちらで異変が起こりますが、検査は何をしても異常無しです。
こうなると、気のせいかな?と思ってしまうかも知れませんがここが1番危険な状態です。
累積疲労に1番かかり易い人が精神的に仮面うつ病等を抱えている人で、私は累積疲労と仮面うつ病を併発した時には午後3時が来るのが怖く辛かったです。
もちろんうつ病でなくてもある程度の期間長時間無理をして働くと、誰でも累積疲労になる可能性があります。
私も今思えば、良くあんなに無茶な働き方をしていたなと思うような働き方をしていました。
眼科、耳鼻科、内科、整形外科、外科、これは私が受診した科です。
この科で行える検査は全て受けましたが全く異常なしで、処方されるのは精神安定剤のみ。
この時点では累積疲労だということは分かっていませんから、なんで?と不安が付きまとい、もしかしたら難病なんじゃないかと考えこむ程深刻でした。
この時はほぼ100%不安が先行していて、この不安はとても辛く絶対にどこか悪いはずだと、大きな見落としがあるはずだと常に考えてしまう状態でした。
結局ある総合病院で心療内科を紹介してもらい、心療内科に行くと直ぐに仮面うつ病と共に累積疲労と診断され、ここで漸く効果のある薬処方してもらいました。
累積疲労を見抜く内科医はそうそういません。
私の場合は3か所目で心療内科のある別の大きな総合病院を紹介してもらいましたが、下手したら病院を10軒以上回るケースもあるようです。